ヒヤリハットの具体例

ヒヤリハットというのは、何も介護や医療現場だけのものではなく、全産業で活用できるものです。

床が濡れていて危険だったり、扉の取っ手にバリなどがあり手を怪我する恐れがあるなど

色々な事が想定できるわけで、本当にチョットした気づきが大切です。

昔であれば、そういうことを後輩たちに教える先輩が必ず一人や二人いたものですが、

現在の日本の雇用情勢は、一つの会社で一生働き続けるなんて、ほとんどありません。

一般企業でも、いわゆる職人不足な状態になってしまったわけです。

そのような状態になってしまったため、各業種で歪が生まれました。

そこで、そのうような問題を合理的に改善していこうというのがヒヤリハットなわけです。

テレビのコメンテーターの方達の中にもヒヤリハットを持ち出してくる方達も沢山おりますが、

世間の認識ではおそらくヒヤリハットというものがどんなものなのか、知らない方達がほとんど

なのではないでしょうか、コメンテーターの発言を聞いていてもどこかのインターネットの情報を

そのまま言い、本質がわからないんだろうなという方達ばかりです。

たとえば病院で起きた点滴異物混入事件などがそうですが、この事件を語る時に

ヒヤリハットという言葉を持ち出してくるのは、全くのナンセンスで

点滴に穴が開いていたことは、あくまでも人為的な悪意のあるものです。

ヒヤリハットというものは、未然に事故を防ぐもので、悪意のある行為には

徹底した管理体制が重要なのです。

どうも最近は、ヒヤリハットという言葉だけが独り歩きしてしまい

本来のヒヤリハットの良さが失われてしまったようです。